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すごいヒントをいただいたおかげで! 異物を飲み込んだ猫ちゃんの緊急内視鏡処置  誤飲事故に要注意な2月が始まりました!

今日の夕方に吐き気が止まらない猫ちゃんがお見えになりました

昨晩までは元気ぴんぴんだったみたいですが今日の午前中からずーっと吐きっぱなしとのことでした。

元気はそこまで凹んでいませんでしたが、お口の中がカラカラで脱水が軽度認められました。
お腹を触ってもいたそうではなく・・・・。
問診と触診中に飼っているお姉さんが

「こんなの吐いたものの中にありましたが・・・。」

プラスチックのかけらでした

何かはよくわかりませんでしたがもしかしたらネズミのおもちゃかも?とのことでした

超音波で胃内を見てみると明らかに異常がありました

続いてレントゲン検査でも



白く薄い物体が見えました



もう一枚の写真にも二重の線のように何かが見えています

仕事が終わり次第麻酔をかけて内視鏡による摘出試みました

胃の中を見てみると〜
まずは胃壁が予想以上にただれており嘔吐の物凄さが理解できました

次に瞬間に異物が飛び込んできました

それも白いプラスチックに黒い球がくっついたような・・・・。
やはりネズミのおもちゃで黒いのが目玉の部分でした。

内視鏡用の鉗子でみどり先生と協力して3つのプラスチック片を速やかに回収し終わりました



小さいビニールに入ったのは持って来ていただいいたもので汚れているのが実際摘出したものです

プラスチック片を持って生きて頂けなかったらもしかしたら単純な嘔吐として対症療法で帰ったかもしれません。


もし、吐いたり、下痢したり何か異常があるときには現物を持参していただくのが診断の近道になります。
それと咳やくしゃみ、場合によったら発作なども携帯電話の動画としてその状況を録画していただくと診断の助けになります。

どうしても自分のことを伝えることのできないどうぶつ達の診察を診察する上で詳しい状況を説明していただくのが正しい診断の近道となります。

病院に連れてくる方も普段接していない方だとうまくコミュニケーションもとれないこともあります

スムーズな診断、治療を行うためにもご協力お願いします


処置後の猫ちゃんも麻酔も冷めて徐々に回復しております
明日はお薬しか飲めない食いしん坊さんですが早く治って元気な姿がになるように頑張って治療します!

プロフィール

みんなのどうぶつ病院

Author:みんなのどうぶつ病院
香川県坂出市にあるどうぶつ病院です。2016年1月1日より先代より稲田どうぶつを引き継ぎました。病院に関わる獣医師、どうぶつ看護などスタッフや、飼い主様、どうぶつ達そして地域の方々すべてのみんなが笑顔になれるようなどうぶつ病院を目指しております。
 当ブログを通じて多くの情報提供していけたらと考えております。休診のお知らせなど来院させる前に診察状況をご確認の上ご来院ください。

どうぶつ達に優しい医療を目指し、どうぶつ達とそのご家族方の苦痛と不安を取り除くことを理念にしております。みんなが笑顔になれる病院を目指しておりますので、何かお困りの事や疑問点、そして治療の内容やお薬の事など何かわからない事がりましたら是非病院にて声をかけてくださいね!

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