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尿検査のススメ!

昨日のブログで尿検査を進めましたが今日は具体的なお話です

尿を検査するときのフローチャートです。
多飲多尿(お水をたくさん飲んでおしっこがたくさん出る)って健康そうにも思えますが尿を調べてみるといろいろわかることがあります。

多飲多尿フローチャート

まずは尿の濃さを調べます。
水の比重(濃さ)を1.000とすると

わんちゃんは1.030以上
ねこちゃんは1.035以上

が正常値といわれています。

例えば慢性腎不全の動物の特徴的な比重は1.008〜1.012

と言われております

腎不全時に腎機能の50%を失うと尿の比重が低くなる(尿が薄くなる)と言われております

腎不全

75%以上の機能を失ってかなり進行しないと血液検査では異常を見つけることはできません

特に高齢の猫ちゃんでは慢性腎不全を抱える子が非常に多いので飲水量、排尿量のチェックが必要です


それ以外に低比重尿が起こる病気には様々あり、糖尿病、肝不全、ホルモン性疾患など多岐に渡ります。

7歳以上の子たちには少なくとも年2回以上の検診が必要だと言われていますので、その際には尿を持参いただくと検査がスムーズにできます。

採尿方法は

採尿方法

後はスーパー等でお魚やお肉の入っているプラスチック製トレーを綺麗に洗って乾燥させ、お散歩時に持参し排尿姿勢に入った際にさっと横から尿を採取する方法もあります。

採尿したら3時間以内に検査を行わないと細菌の繁殖などが起こり正確な検査・診断が困難になります。
持参する容器は病院にありますのでいつでもお渡ししますし、綺麗に洗い乾燥させた密閉できる容器をご準備ください。

持参の尿で何かしらの以上が見つかった場合には院内で超音波下で膀胱穿刺による採尿を行います

膀胱穿刺

まずは尿を持参してご来院ください!
お待ちしております!







プロフィール

みんなのどうぶつ病院

Author:みんなのどうぶつ病院
香川県坂出市にあるどうぶつ病院です。2016年1月1日より先代より稲田どうぶつを引き継ぎました。病院に関わる獣医師、どうぶつ看護などスタッフや、飼い主様、どうぶつ達そして地域の方々すべてのみんなが笑顔になれるようなどうぶつ病院を目指しております。
 当ブログを通じて多くの情報提供していけたらと考えております。休診のお知らせなど来院させる前に診察状況をご確認の上ご来院ください。

どうぶつ達に優しい医療を目指し、どうぶつ達とそのご家族方の苦痛と不安を取り除くことを理念にしております。みんなが笑顔になれる病院を目指しておりますので、何かお困りの事や疑問点、そして治療の内容やお薬の事など何かわからない事がりましたら是非病院にて声をかけてくださいね!

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