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暑さに負けないために! わんちゃんの体の仕組みから考える暑さ対策 その3

今日もとても暑い一日でした
こんな暑い日中に体温が上がるような運動やお仕事は控えないと本当に熱中症になってしまいます

環境省の環境省熱中症予防サイト
http://www.wbgt.env.go.jp
様々な情報を得て暑さから身を守りましょう

動物バージョンがこちら
アニコムさんのSTOP熱中症プロジェクト
http://www.anicom.co.jp/stopheatstroke/

ここにも有用な情報が沢山あります

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ちょっとした熱中症情報です
熱中症診断ガイドライン2015(人間用)からの抜粋です

熱中症の症状とは?

人の熱中症の定義:暑熱環境における身体適応の障害にによって起こる状態の総称
つまり暑熱暴露あるいは身体運動による体熱生産の増加を契機として高音を伴った全身の諸症状が引き起こされる。主に症状から分類され熱失神・熱痙攣・熱疲労・熱射病と表現されています

症状から以下のように分類されております
⭐Ⅰ度(応急処置と見守り) めまい・立ちくらみ・生あくび・大量の発汗・筋肉痛、筋肉硬直
⭐︎Ⅱ度(医療機関へ)    頭痛・嘔吐・倦怠感・虚脱感・集中力の低下判断力の低下
⭐︎Ⅲ度(入院加療)     中枢神経症状(意識障害、発作、痙攣)・肝、腎機能障害・血液凝固異常

治療について
⭐︎Ⅰ度・・冷所での安静、体表冷却、経口的に水分とNaの補給
(Ⅰ度の症状が徐々に改善経口にある時のみ現場での応急処置と見守りでOK)
⭐︎Ⅱ度・・医療機関での診察か必要⇨体温管理、十分な安静、十分な水分とNaの補給(点滴)
(Ⅰ度の症状が改善しない、Ⅱ度の症状が出現した場合には速やかに病院に搬送(周囲の人が判断)
⭐︎Ⅲ度・・入院加療(必要ならば集中治療)が必要⇨体温管理、呼吸・循環管理
(Ⅲ度か否かは救急隊員か病院の搬送先で診断される)


動物の場合は?
熱中症に特に定義は定められておりません
清書には熱中症の広義としては高温環境による身体の障害とされています。

一般的に犬においては41℃を超える高体温になると細胞障害を生じ、神経細胞は不可逆的な障害を受ける可能性があり、41.5℃を超えると細胞内のミトコンドリアにおける酸化的リン酸化反応が障害され、42〜43℃が持続すると不可逆的なタンパク質変性が生じ、細胞障害及びた臓器障害が起こると言われております。
わんちゃんにおける熱中症の症状とは?
◎ 過剰な浅早呼吸・・・・異常に早くて浅い呼吸を続ける
◎ 虚脱・起立不能・・・・ぐったりして、起き上がることができない
◎ 嘔吐、下痢・・・・・・異常な嘔吐と下痢を伴う(下痢は悪臭を伴う血便の時があります)
◎ 痙攣・・・・・・・・・意識を失って痙攣を起こします

見た目も目が充血がひどく、舌がベロ〜ンと長くの伸ばしながらの浅くて早い呼吸、体が異常に熱く感じるなど、ここには書ききれない症状を示すことがあります

まずはよく様子を見てあげましょう
次回はこのような状況に陥らないために何をすべきかを書く予定です

プロフィール

みんなのどうぶつ病院

Author:みんなのどうぶつ病院
香川県坂出市にあるどうぶつ病院です。2016年1月1日より先代より稲田どうぶつを引き継ぎました。病院に関わる獣医師、どうぶつ看護などスタッフや、飼い主様、どうぶつ達そして地域の方々すべてのみんなが笑顔になれるようなどうぶつ病院を目指しております。
 当ブログを通じて多くの情報提供していけたらと考えております。休診のお知らせなど来院させる前に診察状況をご確認の上ご来院ください。

どうぶつ達に優しい医療を目指し、どうぶつ達とそのご家族方の苦痛と不安を取り除くことを理念にしております。みんなが笑顔になれる病院を目指しておりますので、何かお困りの事や疑問点、そして治療の内容やお薬の事など何かわからない事がりましたら是非病院にて声をかけてくださいね!

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