バベシア症の検査について PCR法という検査で確定診断を行います

10月最終日がもう終わりそうです
今月はなんだか一気に寒さが増してきた漢字がします
特に朝晩にの冷え込みと、日中の温度差が大きくより一層朝晩の寒さが身にしみます。

さて今週はバベシア症の子が2頭いました
臨床症状と血液検査で診断しますが、血液表面にバベシアの感染が多く見つからない場合には外部の検査センターに検査依頼をします

バベシアPCR

血液の中に含まれるバベシア原虫の遺伝子を増幅し検出する検査です。理論上では含まれる検体の中に目的とする遺伝子断片が存在したら増幅し検出できるという非常に信頼性の高い検査となります(実際では検出限界というものがあります)

<PCRってなに??>
ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction)のことです。PCRはシンプルですが洗練された手法で、実験室内で遺伝物質のコピーを理論上無限に増やすことができます。PCR は単純かつ洗練された技術です.まず,検体から DNA/RNA を抽出し,検体が RNA を含む場合は PCR の 前に相補的な DNA に変換します.次に反応液を加え,加熱・冷却を繰り返します.もし検体に目的の DNA が含ま れていれば,サイクルごとに DNA が増幅されます.PCR 検査は遺伝子を増幅して検出することで,ウイルス,リケッチ ア,細菌,寄生虫や真菌といった生物の存在を示します.

<リアルタイム PCR の利点>
リアルタイム PCR の反応液には,増幅される DNA に結合するプローブが含まれ,蛍光物質でラベルされています. そして,DNA が増幅されると蛍光が放出されます.反応の進行に伴い,この蛍光が PCR 装置によって検出されます. 増幅された DNA は反応容器から出ることはないので,迅速に結果が得られ,反応後のコンタミネーションのリスクがあ りません.現在実用化されている分子診断では,リアルタイム PCR がもっとも感度が高く正確であるとみなされています。

毎月一度予防するだけで防げる病気ですのでしっかり予防してあげましょう!

<引用>
IDEXX 総合検査案内

お知らせです
11月14日(土)は都合により佐藤先生の診察は終日休診となります。院長の診察は通常通りに行います。大変ご迷惑をおかけいたしますがどうぞご了承ください

明日はハロウィン

明日はハロウィン!
昔はこんなに盛り上がっていなかったの最近は仮装やらで都会の方は大変なことになっているとニュースでやっていました。
僕がまだ香川に来る前に関東に住んでいた時も子供を連れて仮装パーティーなどに行っていましたが今は渋谷などは街全体が仮装パーティー状態!
先日は仮装していた方が不審者と思われて通報されたりとまだ日本の文化には定着はしていないけど、これからどんどん派手なハロウィンに年々なっていくことだと思います。

今日はうちの奥さんの体調が悪く昼の手術の後に晩ご飯の準備をしてきました。
某食品会社のコピーですが子供たちはとっても喜んでくれました



明日で10月が終わります
まだまだ予防の時期が続きます
最後までしっかりの続けましょう!

今夜は勉強会

今夜は勉強に参加しております
この日はいつもバイクで向かいますが先月仕事のため行けなくて丸2ヶ月乗っていなかったらしいバッテリーが上がってしまって(涙)
急遽車で向かいました!
しっかり勉強します!

秋になると多くなる病気

今週に入ってバベシア感染症の可能性のある症例が2頭続きました。
今確定診断のために外部検査センターに依頼中です
ダニの咬傷により感染が成立します

ダニは吸血するとこんなに大きくなります

名称未設定

そして皮膚にはこのように食いつきます

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蚊もダニも血液を吸いますが皮膚での行動が全く違います
吸血性節足動物の吸血様式は、2種類に分かれる。ひとつは毛細血管に口器を直接挿入して吸血するタイプ(Vessel feeder, solenophage)で、蚊を含む多くの吸血性節足動物はこの方法で吸血を行う。もう一方が、宿主の皮膚組織・血管を破壊し、脈管外に形成された滲出液の貯溜物(Blood-pool)を吸い上げるタイプ(Blood-pool feeder, telmophage)で、ほぼすべての吸血性ダニ類はこの方法で吸血を行う。マダニの吸血様式もこのタイプである。
なお、マダニは吸血時、吸い上げた血液を凝固させない成分を含んだ唾液を排泄しながら吸血を行う。このときマダニは中腸で血液を細胞内消化するが、余分な血液の血漿成分は唾液、消化物は嘔吐によって宿主に環流される。「(宿主にとってみれば)それが余計で、宿主に戻される分泌物に病原体が含まれていれば感染が伝播する。つまり病原体の媒介が起こる」とのことです。

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顕微鏡で見てみるとこのように見えるそうです
下の写真左側は、カモシカマダニの吸血時を撮影したものである。カモシカマダニは比較的原始的な種で、長い口下片(こうかへん)や鋏角(きょうかく)を持ち、それらを動物の皮膚に刺し込む。たとえばフタトゲチマダニは、唾液と一緒にセメント質の物質を分泌し、刺咬部分を固めて宿主から抜け落ちないようにする。しかし、カモシカマダニは長い口器を深く刺し込めるため、セメント質を分泌せずとも抜け落ちないという特性を持っている。いずれにせよ、吸血状態のマダニは引っぱっても簡単には抜けない。無理に引き抜こうとすると、口器が皮膚に残ってしまい、硬結や化膿の原因になります。

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そしてバベシア症が感染してしまいます

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バベシア(Babesia gibsoni)とマダニ(フタトゲチマダニ)の生活環は、次のとおりである。

1.感染犬の血液を成ダニが吸引、同時にバベシア虫体も吸引される
2.成ダニの体内に入ったバベシア虫体が有性生殖を行い、発育ステージが進む
3.飽血した成ダニが卵巣を介して移行した虫体を含む卵を産む
4.感染した卵がふ化、幼ダニへ
5.幼ダニが未感染犬に寄生し、唾液とともに新しい宿主に移行して感染犬に
4.と5.で示すように、バベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)は経卵(巣)感染をして、虫体をもった幼ダニが未感染犬に感染を伝播する可能性がある。ただし、幼ダニは吸血時間が非常に短いことから、感染が成立する可能性は比較的低いと考えられる。「病原体伝播の可能性は、マダニが宿主に寄生・吸血する時間の長さが重要。マダニがすぐに病原体を媒介するわけではない」という事です。

予防薬を使うと吸血してダニの体内に薬理成分が入れば殺ダニ効果が発揮されるので、病気がわんちゃんの体内に移動する前にダニが死にます。

ただどんな予防薬を使っていても予防効果が100%があるわけではないので、一番の予防はダニのいそうなところに行かない!だと思います

<引用>
マダニ類の吸血機構および犬の節足動物媒介性疾患セミナー
Bayer株式会社

院内でのセミナー

今日はお昼の休憩時間に外部の講師を招きセミナーを行いました
病気などとはちょっと関係の内容でしたが院内の展示物や掲示物について初めて学びました。
来ていただいている方々に多くの情報提供できることを目的としたセミナーとなっております。
すぐには実行できませんが皆で努力してより良い病院にしていきたいと考えております

天気のいい土曜日

今日はとっても天気のいい土曜日なのでどこかお出かけには最適!
紅葉を見にわんちゃんと一緒に出かけるのもいいと思います
山に入るのもしっかりとノミ・ダニの予防をしっかりと!

今日の午後から佐藤先生が休診となります
病院は院長のみの通常診察となります
大変ご迷惑をおかけいたしますがどうぞご了承ください

食欲の秋ですが・・・・。


収穫の秋!味覚の秋!食欲の秋!
この時期は美味しいものが多くついつい食べ過ぎてしまうことが多い時期です。
病院にお見えになるこの内で多くは肥満傾向にあると思います

ちょっとのつもりであげている食べ物が意外と高カロリーなんです
下の表に書いてあることは体重を人に換算した時にどれでけ高カロリーなものを与えているかを表しております

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一度太ると痩せることがなかなか難しいので日頃から気をつけてあげましょう、栄養管理を!

お知らせです
10月24日(土)は佐藤先生の診察が午前のみとなっております。午後は院長のみの診察となります。
大変ご迷惑をおかけいたしますがどうぞご了承ください

お祭り!獅子がやってきました

今日明日と坂出のお祭りなので市内いたるところで太鼓台や獅子舞の音が聞こえてきます。
病院にも獅子舞がやってきて素晴らしい舞を披露していただきました。

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天気がいいので気温が上がると担ぎ手の負担が増えますが秋晴れに生える太鼓台を見に行きたいものです

ダニが感染源となる病気の発生が続いております(人の話です)
日本紅斑熱という病気が9月に入り4件発生し今年の累計で6人の感染が認めれれました
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)も1人発生しております
先日の四国新聞にも記事になっておりましたが山や藪に入る場合にはダニのこと考えた服装と対応が必要だそうです。

お知らせです
10月24日(土)は佐藤先生の診察が午前のみとなっております。午後は院長のみの診察となります。
大変ご迷惑をおかけいたしますがどうぞご了承ください

ダニ予防はしっかりと!

今日お見えになったワンちゃんの眼の上にダニがいたとの主訴でした よく見つけなたーって感心する大きさです このダニが吸血すると1cm近くの大きさになります まだ吸血して時間が経っていないので大きくなっていませんでした バベシア症の多い時期です しっかりとノミ・ダニ予防しましょう!

遅くなりましたが宇多津中学校の職場体験学習がありました

今週の6日から8日まで宇多津中学校の二年生による職場体験学習がありました 女子生徒が二人当院にやってきました 初めのうちはとっても緊張していましたが、3日間のうちで色々体験できたと思います 二日目の手術見学の後にスーパーで購入した鶏肉を使って手術体験しました 鶏肉をメスで切ったり、電気メスを使ってみたり、切ったところを実際の縫合糸で縫合するまでやってみました 初めのうちは慣れないことで大変でしたが最後には上手になりました もちろん使った鶏肉は僕の昼ご飯の材料となりました ナスとキノコと一緒に炒め味噌味で豆腐にかけていただきました 来月は2校の職場体験を受け入れます 専門学校生や大学生のインターンシップは随時受け入れておりますので興味のある方は当院までご連絡ください
プロフィール

みんなのどうぶつ病院

Author:みんなのどうぶつ病院
香川県坂出市にあるどうぶつ病院です。2016年1月1日より先代より稲田どうぶつを引き継ぎました。病院に関わる獣医師、どうぶつ看護などスタッフや、飼い主様、どうぶつ達そして地域の方々すべてのみんなが笑顔になれるようなどうぶつ病院を目指しております。当ブログを通じて多くの情報提供していけたらと考えております。休診のお知らせなど来院させる前に診察状況をご確認の上ご来院ください。

どうぶつ達に優しい医療を目指し、どうぶつ達とそのご家族方の苦痛と不安を取り除くことを理念にしております。みんなが笑顔になれる病院を目指しておりますので、何かお困りの事や疑問点、そして治療の内容やお薬の事など何かわからない事がりましたら是非病院にて声をかけてくださいね!

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